前走、桜花賞16着のミスパンテール(牝3、栗東・昆厩舎)は、四位洋文騎手を
背に最終追い切りは坂路へ。
先週、長めをビシッと追われていることもあり、今週は終いの脚色を確かめる
程度のソフト調整で、4F55.8-39.9-26.2-13.1秒のタイムで登坂した。

「先週にハードに攻めていますから。
今週はオーバーワークにならない程度で。

短期放牧を挟んでいますが、調整は順調にきていますよ。
先週の走りを見ても距離は問題なくこなせると思います。

桜花賞がダメでもオークスと思っていましたから。
能力はそんなにヒケをとらないと思います」と昆貢調教師は明るい表情。

大敗をバネに、キャリア1戦でチューリップ賞2着となった素質馬がどんな
パフォーマンスを見せるか楽しみだ。